生命保険料があがったり下がったりするのは?

生命保険の保険料って、ちょくちょく上がったり下がったりしますよね。

そもそも保険料が決まる仕組みは、保険会社の保険料運用がどうなっているかでで決まります。要するに運用がうまくいっているかどうかです。

保険会社は、保険料を元手に国債などで運用し、収益をあげ、契約者へ支払う保険金を確保します。

なので、保険会社の運用が上手くいっているなら資金が増やせるので、そのぶん保険料は安くなります。

でも、保険会社の運用に支障がでているのなら、資金が増やせず資金繰りは困難になります。そのため保険料が高くなります。

保険会社が保険料を決定するのは、これだけが要因ではないですけど、特に保険料の設定に大きく影響するのが予定利率といわれる保険会社による保険料の運用に左右されるわけです。

たとえば、2017年4月に生命保険の保険料が値上がりました。
この場合、標準利率がポイントになりました。標準利率は、金融庁が各保険会社へ向けて決めた、保険会社の運用利回りの基準の数値です。

標準利率が上がれば運用利回りも良くなります。で、結果として保険料は安くなります。でも、標準利率が下がれば運用利回りが悪くなり、保険料は高くなります。

2017年4月には標準利率を従来の1%から0.25%にまで引き下げました。
これはかなり大きな出来事だったんです。

標準利率の引き下げで保険会社は、見込んでいた運用利回りを悪化させてしまったわけで、そのために保険料の値上げや、特定の商品の販売中止などにつながったわけです。